頭部(脳) 後遺障害等級7級 後遺障害等級認定 過失割合 示談交渉

50代後半男性 脳挫傷等で後遺障害7級 示談金約1700万円を獲得した事例

[事例53]
ご依頼者様 50代男性 (会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
1,700
万円
1,700

獲得!
賠償金 提示前1,700万円1,700万円獲得
後遺障害等級 後遺障害等級7級
症状 脳挫傷、急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出
受傷部位 頭部(脳)
治療期間/受任時の治療状況 7か月/治療中
争点 後遺障害等級認定、過失割合、示談交渉
解決方法 示談交渉
過失割合 過失割合30%→25%

事故発生状況

Aさんが住宅街の車道に棒立ちしていたところに、バックしてきた加害者の車が衝突した事故です。その結果、Aさんは路面に転倒し頭部を打ちつけてしまい、脳挫傷などのケガを負いました。

ご相談いただいた背景

Aさんの障害の状態について心配されていたAさんのご親族が、「弁護士に依頼したい」とのことで当事務所にご相談いただきました。

結果

適切な後遺障害が認定されるようサポートした結果、後遺障害7級が認定され、賠償金約1700万円を獲得しました。

解決のポイント

~高次脳機能障害、認識能力の低下、後遺障害診断書~
治療中から依頼を受けた案件でしたが、高次脳機能障害のためか被害者本人が途中で治療を勝手に中止しようとするなど想定外のこともありました。しかし、被害者の親族からの協力も得て、適切に症状固定とすることができました。
また、後遺障害の認定のため、依頼者にはやや認識能力の低下が認められたことから、親族や社会福祉士などに連絡を取りながら、適切に医師への診察や後遺障害診断書の作成をしてもらえるように指示しました。その結果、後遺障害7級を獲得することができました。

~後遺障害等級、過失割合、裁判基準~
高次脳機能障害での後遺障害認定手続においては、被害者の状態について親族の協力も必要となるため、本件でも依頼者の親族や社会福祉士とも話し合いながら必要な書類を作成していきました。そして、結果的に後遺障害7級という後遺障害等級の認定に至りました。
また、相手方保険会社は、過失割合についても、判例タイムズの基本過失割合通りの3割を主張してきましたが、先方の明らかな不注意部分を指摘し、被害者側の非が通常よりも小さいことを主張したことで、25%まで下げることができました。その上で、傷害慰謝料・後遺障害慰謝料については裁判基準の満額の回答を得ることができました。

~自賠責保険、後遺障害7級~
結果として、自賠責保険から後遺障害7級の賠償金の支払いも含めて、約1700万円の支払いを受けることができました。
高次脳機能障害の後遺障害認定において、①被害者の障害の状態として適切な後遺障害等級が認定されたこと、および、②その後の賠償金額の交渉においても弁護士が代理人として活動したこと、これら2点によって、被害者にとって適切な損害が認定されたと考えます。
高次脳機能障害では、被害者本人、ご親族だけでは、なかなか判断の難しいこともあるかと思いますので、高次脳機能障害と診断された場合は、弁護士への依頼をご検討されることをおすすめいたします。

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後遺障害等級
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